【世界三大河川】

世界三大・日本三大

世界三大河川

今回は世界で最も有名な3つの河川を紹介していきたいと思います。

●ナイル川(アフリカ大陸)

●アマゾン川(南アメリカ大陸)

●ミシシッピ川(北アメリカ大陸)

DEZALBによるPixabayからの画像

世界最長の河川 ナイル川

ナイル川は、アフリカ大陸北部を流れる全長6,650kmの世界最長の河川です。

ナイル川の源流はビクトリア湖を水源とする白ナイルと、エチオピア高原タナ湖を水源とする青ナイルの2か所あります。

それらがスーダンの首都ハルツームで合流し、エジプトで三角州をとなって地中海に注ぎます。

ナイル川の流域に位置するエジプトは、「エジプトはナイルの賜物」と言われるほどで

流域は世界最古の文明「エジプト文明」の発祥地で、ピラミッドなど観光資源も豊富です。

ナイル川は源流から河口に達するまでに全10ヶ国を経由する国際河川とも言えます。

そのため、水資源を求め国際的に争いになっているのが実情です。

Hannai haiによるPixabayからの画像

流域面積世界一 アマゾン川

アマゾン川は南米大陸のブラジルとその周辺国の熱帯雨林を流れる世界最大の河川です。

流域面積とは「地上に降った雨や雪がその川に流れ込む土地の面積を全部合わせたもの」のことを言います。

アマゾン川は流域面積が最大で、オーストラリア大陸の面積に匹敵する705万K㎡という壮大な水系をなしています。

アマゾン川といえばブラジルの印象が強いですが、ナイル川と同じく6か国をまたがる国際河川です。

しかも、意外なことに源流の多くはアンデス山脈に位置します。

アマゾン川の色は基本コーヒーのように茶褐色に濁っていますが、水の色は支流によって異なります。白い川もあれば、黒い川、緑の川もあり、合流する場所では、2色がぶつかりあす景色をみることができます。

David MarkによるPixabayからの画像

アメリカ最大級の河川 ミシシッピ川

最後に紹介するのは、北アフリカ大陸を流れるミシシッピ川です。

アメリカ合衆国を代表する世界的な有名な河川ですが、他の2河川と異なり、1位のものはありませんし、国際河川でもありません。

それどころか、アメリカ最長の河川でもありません(1位はミズーリ―川)

流域面積はアメリカの国土の約40%を占め、最大です。

それでもミシシッピ川は非常に世界的に見て非常に重要な河川となります。

その理由は 高低差が少なく緩やかなため大型船舶の通行が可能なうえに

アメリカ中央部をほぼ縦断しているため、中央部の基幹輸送ルートとされています。

同時に、河口部はハリケーンの被害にあい、頻繁に洪水を起こしてきました。

水害の危険も備えていますが、アメリカを世界一の大国に築きあげた偉大な河川といえます。

学習世界三大河川からみる地理学的おもしろさ

●ナイル川は世界最長、アマゾン川は流域面積世界最大

●ナイル川とアマゾン川は国際河川

●ミシシッピ川河口部は熱帯低気圧のハリケーンが襲来する

●流域面積が大きく大量の土砂を運搬してくる大河川の河口には、大規模な三角州が形成される

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