日本の〇〇(海外地名)シリーズ第6弾!
今回は「日本のロッキー山脈」を見ていきたいと思います。
ロッキー山脈とは?
北アメリカ大陸の西部を北西から南東に走る巨大な山脈で、その長さは南北4,800kmを越えます。
手つかずの自然が多く残されており、国立公園や自然遺産も各地に点在しています。
なかでもカナダディアン・ロッキーの壮大な山々とエメラルドグリーンの氷河湖を望める景観はロッキー随一の絶景として知られています。
そんなロッキー山脈を彷彿させる景色が日本にも存在します。
福島県の磐梯山のふもとに広がる五色沼です。
正式名称を「五色沼湖沼群」といい、大小30ほどの湖沼が点在する景勝地です。
福島県の磐梯高原に位置し、日本屈指の高原リゾート地です。
5つの沼があるわけではなく、様々な色彩を見ることができることから「五色沼」と名づけられています。
沼によって、エメラルドグリーン、コバルトブルー、ターコイズブルー、エメラルドブルー、パステルブルーと色が異なるため、神秘の湖沼と言わています。
規模こそ全く異なりますし、湖は氷河湖ですらありませんが、
本場に負けないくらいの美しさを持った場所で、ミシュラン・グリーンガイドにも選定されています。
学習ロッキー山脈から見る地理学のおもしろさ
●ロッキー山脈は北米大陸の西側を南北に連なっている
●ロッキー山脈は褶曲山脈とも呼ばれ、地殻運動による横圧力によってできている。
太平洋岸は「ずれる境界」のサンアンドレアス断層が分布し、地震も多発している
●ロッキー山脈北部のカナディアンロッキーなどははるか昔大陸氷河に覆われていた
●大陸横断鉄道が開通するまでは、アメリカの東海岸から西海岸に行くにはロッキー山脈が大きな邪魔をして簡単にたどり着くことができなかった。そこで、一旦海に出てパナマ横断鉄道を使い太平洋で船に乗り換える手段が安全かつ大量輸送の手段であった。後のパナマ運河の建設にも影響を与えた。それほどまでに山脈を切り開くことは大変であった。
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