今回は世界中に人気の観光地がありますが、実際一番訪れている数が多いのはどこなのか?
という企画を行いたいと思います。
「外国から訪れた旅行者が最も多い都市」を前提条件とさせていただきます。
なお今回登場するデータは、クレジットカード大手の米マスターカードが毎年発表する「世界渡航先ランキング」を元にさせていただきました。
では、早速発表致しましょう!
世界1外国人訪問者の多い都市は タイのバンコク です!
バックパッカーの聖地とも呼ばれているバンコク。私も行ったことありますが
確かに人種、年齢問わずとんでもない数の外国人を見た覚えがあります。
以下のランキングはこのようになっています。
順位 | 都市名 | 訪問者数 |
1 | バンコク(タイ) | 2278万 |
2 | パリ(フランス) | 1910万 |
3 | ロンドン(イギリス) | 1909万 |
4 | ドバイ(アラブ首長国連邦) | 1593万 |
5 | シンガポール | 1467万 |
6 | クアラルンプール(マレーシア) | 1379万 |
7 | ニューヨーク(アメリカ) | 1360万 |
8 | イスタンブール(トルコ) | 1241万 |
9 | 東京(日本) | 1293万 |
10 | アンタルヤ(トルコ) | 1340万 |
日本人の旅行先ランキングでも上位に位置するタイ・バンコク。
それではどうしてバンコクはこんなに人気なのでしょう?
たくさんの理由がありますが、大きく5点にまとめてみました。
1 物価が安く、コストパフォーマンスが最高
経済発展が目覚ましいタイですが、日本や他の国と比べるとまだまだ物価が安いです。
感覚としては、だいたい日本の3分の1くらいです。
ご飯も公共交通機関もホテル全て非常にお手頃価格で、楽しく安く過ごすことができます。
通貨単位はバーツで、1バーツ=約3円です。
例えば、露店での1食は約150円です。私のお気に入りにタイ版焼きそばのパッタイがありますが、これまで海外旅行してきた中で1番美味しかったご飯です。これがたったの150円!凄い!
ただ安いだけでなく、本当に美味しいという点が世界中の外国人を魅了している理由の1つかと思われます。
2 贅沢旅からドケチ旅行まで幅広い旅行スタイルが選べる
東南アジアでも比較的治安が良いバンコクには、先進国と同水準の超高級ホテルもあれば、カオサン通りに代表される激安のゲストハウスもあります。
ちなみに、五つ星ホテルでも一室2万円以下で泊まれることも可能なようです。
食事も、先ほどご紹介したような1食200円以下のご当地グルメもあれば、ミシュラン星付きレストランまで幅広く点在しています。
また、タイへはLCC(格安航空会社)も多く出ているため、移動に関しても好きに組み合わせることができます。
このように、万人の要望に応えれる旅のスタイルを提供しているため、
旅行者はもちろん、旅行会社にとってもお客様にオススメしやすい国だと言えます。
3 歴史と伝統を感じれるスポットが市内に点在している
バンコクにはその国の文化を肌で感じることができる寺院や遺跡が多く点在しています。
有名観光地である「アユタヤ」へも車で約2時間の距離にあり、観光地がコンパクトにまとまっています。
これは案外凄いことで、例えば、日本で日本らしさを感じる場所って言われると京都を思い浮かべませんか?
となると、東京に降りてから大きく移動する必要があります。(もちろん、東京にないとは言いませんが)
異国の地を旅行する際に、観光地がコンパクトにまとまっていると観光客としては非常に嬉しいですよね。
現代的な大都市と濃厚で古い町並みが混在するバンコクは旅するものを刺激して止まないのです。
4 通年を通して気候が温暖で安定している
タイは熱帯に属していますが、年間を通して温暖な気候で、一年中半袖で過ごすことができます。
そのため、寒冷なヨーロッパ旅行客からも人気で、長期滞在される方も多いようです。
旅行先を考えるときに、シーズンを意識しないで良いのは大きな強みですね。
オールシーズン観光客を呼び込めると訪問者数は必然的に多くなりますね。
5 タイの人々の温厚で優しい人柄
タイの人々は、非常に温厚で多少のことは気にしない寛容性を持った国民性です。
よく東京は外国人にとって、最も冷たい街と揶揄されていますが、
バンコクはその真逆で、ホスピタリティ力が高く、おもてなしの心を持っている方が多いです。
タイが「微笑みの国」と呼ばれるはそういう所から来ているのかもしれませんね。
学習「バンコク」からみる地理的おもしろさ
●タイは、東南アジアで戦前から唯一の独立国で古い文化がしっかり残っている
●急速な経済発展により、首都バンコクへ人口や産業が一極集中している
そのため、交通渋滞や大気汚染が問題なっている という側面も持っている
●天然ゴム、砂糖、エビの輸出が盛ん(天然ゴムは世界最大の生産国)
近年は自動車メーカーなどの外国企業の進出が目覚ましい
といわけで、今回はタイをご紹介いたしました。
ご覧いただきありがとうございました!
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