今回は「日本の海外地名」シリーズ第3弾をご紹介いたします。
近年急激に知名度が上がる世界的な観光地の一つにウユニ塩湖が挙げられます。
ウユニ塩湖とは?
ウユニは、南米ボリビアのアンデス山脈に囲まれた広大な塩の大地
見渡す限りの真っ白な景色が有名で、昔から人気の観光スポット
近年は乾季の塩の大地ではなく、雨季の湖面に水を張った鏡張りが人気に
ウユニ塩湖は特に若者に人気で、バックパッカーが必ず訪れたいスポットの1つとも言われています。
しかし、南米のボリビアはあまりに遠い。
そんな日本人の強いウユニ愛から生まれた近年注目のスポットがあります。
“日本のウユニ塩湖”こと“父母ヶ浜”です。
日本のウユニ塩湖である父母ヶ浜は香川県三豊市にある海水浴場です。
約1kmに渡る美しい海岸で「日本の夕日百選」にも選定されています。
この海岸が日本のウユニ塩湖として注目されてからまだ5年余りです。
こういうのも失礼ですが、普段はなんてことない海岸にしか見えません。
しかし、水面が発生する際の鏡張り写真がインスタグラム等で話題になり
全国的に注目を浴びるようになりました。
この水面は、潮が引いたときの干潟にできる潮だまりです。
遠浅の父母ヶ浜は、干潟時に潮だまりがあちこちに現れます。
波の影響を受けないため、鏡のような水面になって、上下対称の美しい風景を
作り出してくれます。
なんてことない海岸が、ここ5年余りで、1日1,000人も訪れる一大観光地に変貌いたしました。
その評判は台湾や香港、韓国などにも知れ渡り、海外から訪れる人も増えたようです。
学習日本のウユニ塩湖から知る地理的おもしろさ
●お休みさせていただきます
コメント