【世界一パンを食べる国】

世界一・日本一

世界一パンを食べる国とは?

世界の食卓を覗くシリーズ第2弾!

前回は世界一ビールを飲む国を紹介しました。

今回は世界一パンを食べる国を紹介していきたいと思います。

パンのイメージは、西洋や北米で良く食べるイメージがありますよね。

早速ランキングを見ていきたいと思います。

順位国名消費量
1トルコ168kg
2チリ86kg
3フランス58kg
4ロシア57kg
5イタリア55kg
6オーストリア53.4kg
7フィンランド51kg
8イギリス27kg
9アメリカ24kg
10日本16.8kg
世界のパン消費量(1年間の1人当たりパン消費量)

意外なことに、1位はトルコ、2位はチリでした。

日本が10位に入っていることも意外ですが、トルコが日本の10倍も消費していることが凄いですね。

トルコ料理と言えば世界三大料理の一つにも数えられていますが、正直イメージできないですよね。

ケバブとトルコアイスくらいしか思い浮かばないトルコ料理と世界一のパン大国の食事情を追っていきたいと思います。

Alfred LichtenauerによるPixabayからの画像

トルコ料理ってどんなもの?

トルコは地理的特性上、アジアとヨーロッパの中間に位置する国です。

周りを海に囲まれ海産物が豊富なだけでなく、野菜や豆類もたくさん生産されています。

トマトやオリーブオイルなどを駆使した西洋風の味付けがあれば、香辛料をたくさん使った東洋風な味付けもあります。

異なる文化を融合させイスラムの影響も反映させてできあがったものがトルコ料理です。

Karolina SikoraによるPixabayからの画像

1.ケバブ 肉・魚・野菜などを水を使わないで焼く料理の総称

flomo001によるPixabayからの画像

2.キョフテ 牛肉・羊肉のひき肉をミートボールのように丸めたもの

Ajans MedialineによるPixabayからの画像
AlanyadkによるPixabayからの画像

パンの消費量が多いから、他の主食を全く食べないのかいうとそうでもありません。

世界有数の小麦の産地でもあるトルコではパスタやお米もよく食べられています。

お米に関しては、主食というよりも肉料理や煮込みの付け合わせ野菜として食べられることが多いようです。

世界一パンが好きな国トルコ

トルコ人がパンをよく食べる理由は、なによりも「美味しい」からです。

朝・昼・夜・おやつなどすべてのタイミングでパンを食べています。

その消費量は年間1人あたり100kg越えているようです。

食パン6枚切りで換算すると、1人1日に4.3枚の食パンを食べています。

トルコ語でパンの総称をエキメッキと言います。

パンが好きすぎて、国がパンの質を守る法律まで作っています。

法律でパンのグラム数は決められており、それ以下の重さの場合は罰金を科されます。

パンの値段も政府が毎年1月発表しており、日本人の米よりも密接しているかもしれません。

パンの種類も多くありますが、少しだけご紹介いたします。

Muzaffer DölekによるPixabayからの画像

1.シミット ドーナツのような形状をしたパリパリ食感のパン

2.バルック・エキメッキ サバのサンドウィッチ

3.ポアチャ チーズの入ったパン

学習トルコから学ぶ地理学のおもしろさ

●トルコはアジア、ヨーロッパの2つの州にまたがる国

●トルコはイスラム国家でありながら、ヨーロッパ型の近代化を進めてきた

 現在、EUへの加盟申請をしているが、承認されていない

●トルコ最大の都市はイスタンブールだが首都ではない 首都はアンカラ

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