世界中の「水の都」集めてみた【ベネチアの名を持つ都市10選】

世界・日本の〇〇【海外地名】

世界には「水の都」と呼ばれれる街がいくつか存在します。運河や河川・水路・堀などが、街の景観に大きな影響を与え、交通・交易にも大きな役割を果たしている都市のことをそう呼びます。

世界で1番有名な水の都は「ベネチア」です。その圧倒的美しさから、世界各国で「〇〇のベネチア」と表現される都市がいくつか存在します。今回は、そんな「〇〇のベネチア」をご紹介します。

本家 水の都 ベネチア(イタリア)

イタリア北東部に位置し、アドリア海に面することから「アドリア海の女王」とも呼ばれるベネチア。ラグーナ(潟)の中には118の島、150の運河、400もの橋が点在しており、自動車や自転車で走る道路は一つもありません。

街の道路のすべてが水路であることから、世界唯一の海上都市としても知られています。人々は交通機関として、水上バスか水上タクシーを利用しています。一方、昔ながらの手漕ぎボートやゴンドラも観光用に残っており、多くの人が思い浮かべるベネチアの映像は「ゴンドラで狭い水路を巡る」かと思います。

David SchwarzenbergによるPixabayからの画像

中世のヴェネツィア共和国時代の建物が現在も色濃く残っており、見どころは数え切れないほどあります。なかでも、メインストリートと呼ばれるカナルグランデ運河「世界一美しい広場」と呼ばれるサン・マルコ広場は、観光客が必ず訪れるスポットかと思います。

北欧のベネチア ストックホルム(スウェーデン)

スウェーデンでの首都であるストックホルムは、北欧最大の人口を誇る都市で、世界一美しい首都とも呼ばれてます。湖に浮かび、14の島と、50を超える橋から成ることから、北欧のヴェネツィアと称されています。

brightfreakによるPixabayからの画像

映画「魔女の宅急便」のモデルにもなったとも言われており、自然と新旧の街並みが綺麗に調和しています。ノーベル賞授賞式が行われているのもこの街で、セレモニーが行われる市庁舎やノーベル博物館は観光名所としても知られています。

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北のベネチア ブルージュ(ベルギー)

ベルギーの北西部に位置するブルージュ(ブルッヘ)は、市内に張り巡らされた運河に架かる無数の「橋」からその名前が来ています。中世の街並みがそのまま残されていることから、「屋根のない美術館」とも称されています。

Dimitris VetsikasによるPixabayからの画像

ブルージュは、町全体が世界遺産に登録されていますが、それに加えて、街並み以外にも個別の文化財で2つの世界遺産を抱えており、3種(街並みと修道院と鐘楼)の世界遺産を抱える大変珍しい町です。

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北のベネチア サンクトペテルブルク(ロシア)

ロシア第2の都市であるサンクトペテルブルクは「ヨーロッパへの窓」としてバルト海に面した河口の沼地に人工的に作られた街です。大小合わせて100以上の運河や水路が通っておりますが、冬は川の表面が氷り、子供たちがその上で遊ぶのをよく見かけます。

TFourliveによるPixabayからの画像

学術都市としても有名で、ロマノフ王朝の財宝とソ連誕生後に国有化されたコレクションが豊富なエルミタージュ美術館は街一番の見どころです。街まるごと世界文化遺産に登録されております。

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アフリカのベネチア ガンビエ(ベナン)

西アフリカに位置し、ギニア湾に面するベナンの南部にあるガンビエは潟湖であるノコウエ湖の上に広がる水上都市です。アフリカ最大の水上都市であり、ベナンの最大都市であるコトヌーに位置することから、観光客も多く訪れます。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ganvie2.jpg

この街は、かつて奴隷貿易時代に奴隷狩りから逃れた人たちが作った村で、現在は数万人が漁業を営みながら暮らしいています。陸地から運んできた土で作った小島には小学校もあります。

中東のベネチア ザ・ワールド(ドバイ)

ザ・ワールドは世界地図を模した人工島リゾート施設です。超お金持ち国家のドバイが開発中の島で、300以上の島があります。全ての島に所有者がおり、一般人は入ることができません。交通手段はヘリコプター、水上オートバイ、ボートしかありません。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Artificial_Archipelagos,_Dubai,_United_Arab_Emirates_ISS022-E-024940_lrg.jpg

不動産会社「Kleindienst Group」は、ヨーロッパ文化をコンセプトとした島を6つ開発致しました。その中に、ベネチアそっくりの島を作り上げました。ホテルの名前は「Venice Hotel」で、そのままです。水の色や臭いは本場以上にクリアで、それでいてゴンドラで移動できる綺麗な島を作りました。

https://www.kleindienst.ae/businesses/hospitality

東洋のベネチア 蘇州(中国)

中国の上海からバスで約3時間、江蘇州の中心都市である蘇州は「アジアの水の都」として知られています。太湖と長江に挟まれ、運河が縦横無尽に通っています。歴史的な景観と美しい水郷風景を遊覧船でゆらゆら眺めるのがオススメです。

蘇州の観光の中心となっている山塘街は、かつて白居易が蘇州長官時代に、蘇州城と虎丘を繋ぐために作った水路の街です。見どころは、世界遺産に登録されている「9つの古典庭園」と「水門の史跡」です。

台湾のベニス 淡水(台湾)

台湾の最大都市である台北、その北部に位置する淡水(ダンシュイ)は、美しい夕日で知られる港町です。かつて西欧諸国に強く影響を受けていた過去から、西洋風の古城などといった建築物が残っており、異国情緒を醸し出されています。

Christie HorngによるPixabayからの画像

その一方、ショッピングや食べ歩きができるオールドストリートの淡水労街(ダンシュイラオジエ)では、海鮮料理屋さんが豊富で淡水グルメを楽しむことができます。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tamsui_%E6%B7%A1%E6%B0%B4%E8%80%81%E8%A1%97_-panoramio(8).jpg

日本のベネチア 伊根の舟屋(日本)

京都府・丹後半島に位置する伊根の舟屋は静かな内湾に位置する伝統的な漁師町です。船の収納庫の上に住居を備えた伝問的建造物が立ち並ぶ景色は近年急激に注目されており、

日本一海が近い町」として多くの観光客を集めています。

伊根よりほど近いところには、日本三景の一つ「天橋立」があり、フォトジェニックな景色が豊富な地域となります。海の京都と呼ばれる京都北部エリアはコロナ禍において、密になることなく楽しめ穴場スポットとして人気を浴びています。

米国のベニス フォートローダーデール(アメリカ)

フロリダ州南部の大都市マイアミから車で北へ1時間。大西洋の潮風香るビーチから内陸部にかけて水路をめぐるフォートローダーデールは、豪華な別荘が立ち並ぶ人気のリゾート都市です。市内に運河が縦横に張り巡らされていおり、大西洋岸にはビーチが広がっています。

Andrew BecksによるPixabayからの画像

本家のベネチアと異なるのは、運河沿いの建物のほとんどが富裕層の冬季の別荘であり、行き交う船のほとんどがヨットやクルーザーなど自家用・娯楽用のもであるという点です。バーやナイトクラブ、高級ホテルも多く立ち並びます。

Rolando OteroによるPixabayからの画像

ブラジルのベニス レシーフェ(ブラジル)

ブラジル北東部に位置するレシーフェは、同国第9の都市規模を誇り、どこまでも続くビーチで有名な街です。半島や島々を多く含んでおり、運河や河川が縦横に流れています。レシーフェという名前は、街の海岸線を囲むサンゴ礁が由来となっています。

Luiz GomesによるPixabayからの画像

かつてポルトガルやオランダの植民地であったことから、西欧の美しい建築物が古くから残されています。世界遺産にも登録されている「オリンダ歴史地区」や、ランドマークなっている「マルコ・ゼロ広場」などが見どころです。

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